あらすじ


すべてに片をつけ、高校卒業とともに怪盗業に終止符を打った黒羽快斗君。
大学進学を志すも東京では、本来の姿を取り戻した探偵、工藤新一に遭遇しないとも限らない。
怪盗業からは足を洗ったとはいえ、やはりのびのびとしたキャンパスライフを楽しみたいじゃない。というわけで関西の大学を選択した快斗。
ところが入学式当日、快斗は大学で起こったある事件に巻き込まれ、あろうことか容疑者のひとりに。
そんな快斗の目の前に現れたのは、西の(元)高校生探偵、服部平次。
そして、よもやと思う間もなく、その横には東の(元)高校生探偵、工藤新一が当然のように並んでいたのでした。

紆余曲折を経て、なぜか三人でつるむことに……みたいなお話です。(たぶん)
新一と服部の二人は、快斗=怪盗キッドということに露ほども気づいていません。←ちょっと嘘。
新一は元の身体を取り戻したものの、黒の組織を壊滅させるには至っていません。
関西に来たのはその身を一旦表舞台から隠して周囲へ危害が加えられるのを避けるため、そして組織壊滅へ向けて服部と行動をともにするため。
そういう意味では当然、一般人(と二人は思っている)の快斗も遠ざけなくてはならないのですけど、ずるずるとなし崩し的に一緒にいることに……。
一方、快斗のほうも二人の事情に薄々気づきながら、これまたずるずるとなし崩し的に……。

ちなみに平次君は寝屋川の実家から通ってます。新一君はお金持ちなので市内の高層マンションで贅沢一人暮らしです。庶民の快斗君は普通に学生用ワンルーム。集まるのは当然、無駄に広い新一君のおうちなことが多いです。料理は快斗君がいちばん上手なので新一君ちのシステムキッチンの主はほとんど快斗君です。新一君はキッチンほとんど使いません。(以上、どうでもいい設定)

新一がだんだん快斗に惚れてしまって、快斗も情がうつって離れらんなくなって……みたいな新快を第三者的立場の服部も巻き込んで妄想したらちょっと楽しいじゃない?っていう……。巻き添えにあう快斗とか(!)、正体を知られてしまったときの新快とか(!)、共同戦線を張ることになった探偵二人と怪盗とか(!)、いろいろ美味しいシチュを己のホームグラウンドで繰り広げてみてはどうよという大人の都合(…)と諸事情も含めた妄想。